成果

  • 400

    特定・解決したアラート件数

  • 100パーセント

    アプリケーションの可用性を維持

  • 洗練された

    SLA レポートの生成プロセス

顧客

概要

  • パート 1

    課題

    複数のベンダーによるばらばらのツールに依存した結果、モニタリング環境が分断され、可視性の一元化ができず、問題解決プロセスも非効率になっていました。

  • パート 2

    解決策

    HCL iObserve が、統合型モニタリングプラットフォームを提供する理想的な解決策として採用されました。

  • パート 3

    結果

    医療機関による HCL iObserve の導入により、セキュリティ対策が強化され、不正アクセスやデータ侵害のリスクが低減しました。また、IT 全体の状況を一元的に可視化できるようになったことで、問題解決の精度とスピードも向上しました。

課題

分断された医療 IT システム

医療業界には、集中管理された IT エコシステムが不可欠です。患者、医療提供者、そして内部スタッフのすべてが、タイムリーかつ安全に最新情報へアクセスできる環境に強く依存しています。医療分野では単にデータを扱うだけでなく、人々の生活や健康に直結する情報を取り扱っており、それ以上に重要なものはありません。

次世代型のプライベート放射線診療に特化したこの大手医療機関では、モニタリング環境が分断されていました。複数のベンダーによる異なるツールへの依存が高かったため、デジタル資産や関連関係の管理が煩雑になり、IT 全体を一元的に把握することができず、潜在的な問題の特定と対処が困難でした。可視性が欠如すれば、暗号化されていない設定バックアップによるセキュリティリスクが生じ、さらにエージェントの手動導入といった負担も重なります。この医療機関のように手動プロセスに頼ることで、時間を失うだけでなく、ヒューマンエラーのリスクも高まるのです。

具体的な課題:

  • ベンダーが複数採用されていたため、インフラ監視ツールも複数になっていた
  • 暗号化されていない設定バックアップにより、データ侵害のリスクが高まっていた
  • ネットワークのパフォーマンスボトルネックに関するトラブルシューティングが困難
  • Linux サーバーの監視をサードパーティベンダーに依存していた
  • カスタマイズされたアプリケーションの可視性が不足していた
  • サービスレベル合意 (SLA) レポートの高度な設定が困難だった
  • Desktop Central などの Windows ツールを使ったエージェントバイナリの集中配備が必要だった

ソリューション/解決策

HCL iObserve による統合

この医療機関は、分散したシステムの課題に対応するため、統合型モニタリングプラットフォームである HCL iObserve に解決策を見出しました。iObserve を自社のニーズに応じてスケーリングできる柔軟性を活かし、モニタリングを単一のプラットフォームに集約することができました。その結果、シンプルさと効率性を手に入れました。

導入による主な機能とメリット

  • iObserve により、モニタリング機能を単一のプラットフォームに統合。管理が簡素化され、可視性が向上
  • 設定バックアップを Microsoft Structured Query Language (MSSQL) データベースに格納し、透過的な暗号化を適用することで、データ保護を実現
  • エージェントをサイレントインストールするためのパッケージを作成・共有し、配備プロセスを効率化
  • サードパーティベンダーが管理する Linux サーバーの監視には Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用し、インストール制限を回避
  • NTA (ネットワークトラフィック分析) を構成して、帯域を消費する主要アプリケーションや発信元を特定し、パフォーマンス最適化に貢献
  • 標準テンプレートとカスタムテンプレートの両方を構成し、さまざまなコンポーネントやアプリケーションを監視
  • SQL クエリを活用して生データから必要な情報を抽出し、包括的な SLA レポートを生成

結果

iObserve の導入により、医療機関のセキュリティ対策が強化され、不正アクセスやデータ侵害のリスクが低減しました。また、潜在的な問題を事前に特定できるようになり、アプリケーションのダウンタイムを抑え、障害の発生を未然に防げるようになりました。

その他の成果:

  • 約 400 件のライブアラートを特定し、インシデントとして変換することで、タイムリーな対応が可能に
  • 組み込みの HA (高可用性) 機能により、アプリケーションの可用性 100% を確保
  • 自動配備機能により、新しいデバイスの監視環境への追加が容易に
  • 洗練された SLA レポートの生成により、請求目的でエンドユーザーに有用な情報を提供

モニタリングの集中管理により、社内のデジタル環境全体が可視化され、この医療機関の IT 基盤は大きく改善されました。HCL iObserve の導入によって、より的確な意思決定が可能となり、社内外のユーザーエクスペリエンスが向上。すべてのデータが安全に保たれているという安心感も生まれました。

会社について

次世代型のプライベート放射線診療を専門とする米国の大手医療企業で、全米において主要な 8 つの事業部門を展開しています。対象となる IT コンポーネントは 1,500 を超え、ネットワーク機器、サーバー、VMware ESXi (Elastic Sky X Integrated) ホストなどが含まれます。

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